かけがえのない日々

かけがえのない日々。今週もそんな毎日の積み重ねでした。

月曜日は、2年前に成人式を迎える直前、交通事故で娘さんを亡くされた方と二人で食事。計り知れない、どん底を味わってこられましたが、外で食事をいただける日がきました。

その心中は計り知れない。申し訳なくも娘さんの事故の前はそれほどお付き合いがあったとはいえませんが葬儀やご回向を通して近い存在になりました。

まだまだ癒えることはありませんが、そんな中でも救われたのは「御題目で救われた」とおっしゃっていたことでした。

訃報から何も口を通らなかったのに、細々とでも御題目をお唱えした後にはじめて食べ物が喉を通ったのだと。

そんなお話を聞いてこちらが救われる思いがしました。いろいろと伺っていて私自身としてはお父さんが苦しかった当時、もっと強引に引っ張ってたらよかったと反省するところもあります。

お酒を注文しようと思ったら一番上に「一人娘」これには二人で泣き笑いしながら注文しました。とにかく二人でゆっくりと過ごせてよかったです。

翌日は、京大病院にお見舞い。かなり骨が溶けてくるという難病と癌の闘病をされている方のところへ。

かなり強い鎮痛剤が投与されているということで言葉が聞きづらくなっていましたがご家族と一緒に昔話をしていたら、先住日操上人や薫奥様、そして先に亡くされた娘さんがよく枕元に訪れるとお話してくださいました。

一緒に御題目をゆっくりとお唱えして終わったとたんに大きな声で「ああ!」とおっしゃったのでびっくりしたらなんと「いま天井に先住がいらっしゃって笑っておられた」といって涙されました。

本当に御題目がありがたい。御題目しかないなとしみじみと実感しました。

そして、翌日にお見舞いを予定していた方からの訃報。先延ばしにしていたわけではないですが間に合わなかった。今日が告別式です。いつもニコニコと愚痴をこぼさずに御奉公くださったお姿を思い出されます。

今日はこれから誕生寺の田中清忍師と彩奈ちゃんの結婚披露宴にお邪魔します。悲喜交々、毎日がかけがえのない一日。幸せな二人を祝福したいと思います。

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